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子供も小学生の高学年になり、
もうすぐ中学生かと耽って考えてみる。
このままで良いのかしら?
と思うのが親心かもしれませんね。
学力も、もっとどうにかなるのでは。
よくよく考えてみれば、
これまでの睡眠時間は適切だったのだろうか。
理想の睡眠時間と学力の関係は?
どうやら、子供の学力の向上には理想の睡眠時間があるようです。
同じ小学生でも低学年と高学年では体つきや声もガラッと変わってきます。
同じように必要な睡眠時間も変わっていくのも自然な流れですね。
また、文科省のデータを見てみましても、
睡眠時間と学力には無視することのできない相関性がありそうです。
こちらもデータを元に、後程みていきますのでご参考下さい。
睡眠は毎日のことです。
理想の睡眠をとることで、子供が生き生きとして学力も上がっていけば嬉しいですよね。
これからの取り組みで大きく変化をもたらすのも、子供の可能性のすごいところ。
中学校生活を、自然に気持ちよくスタートできるかどうかも
この小学生高学年の時をどのように過ごしたかが大きく影響します。
それでは、小学生高学年の理想の睡眠時間について見ていきましょう。
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目次
理想の睡眠時間
小学生高学年の頃の睡眠はとても大事です。
すぐに中学に入学しますからなおさらです。
中学に入学すると、子供が置かれる環境も大きく変わります。
ただでさえ環境の適応は大変なものです。
ここに生活習慣が追い付いていかないとなると、無理をして環境に合わせないといけなくなります。
日頃の生活習慣を整えて、中学を迎えることができれば、それだけで日常が充実するものです。
そんな大切な睡眠時間の理想は以下の様になります。
ここ数年でも、時間の増減はほとんどしていないようです。
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就寝時間の平均
次に、就寝時間の平均についてみてみましょう。
民間の調査結果も含めて複数見ましても、それほどの大きな違いはないようです。
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高学年になると中学受験などもあり、就寝時間が大幅に遅くなる傾向にあります。
気を付けておきたいのは、就寝時間は寝床についたことをいいますので
睡眠時間を図るには、入眠時間を知る必要があります。
就寝時間は少し大雑把な時間表現となってしまいますので
参考程度にとどめておいた方がよかと思います。
一般的には小学生高学年の理想の睡眠時間は9時間だとされていますね。
この時期には個人差もありますので、一概に当てはまらなくともよいでしょう。
高学年の起床時間から見た就寝時間の目安
起床時間から睡眠時間を見ていくことが大事です。
この理由については後程紹介していきます。
※就寝から入眠までは、違いがありますので、ここでは15分とします。
起床時間 | 就寝時間 |
---|---|
6:00 | 20:45 |
6:30 | 21:15 |
7:00 | 21:45 |
7:30 | 22:15 |
目安となりましたでしょうか。
思ったより早く寝床につかないといけないなと思われた方も多いのではないでしょうか。
これらの理想の時間と就寝時間を目安として頂きましたが、
高学年でも実際の平均の睡眠時間は平日で8時間半〜9時間というデータもありますので、
必ずしも理想時間に達していないのが現実です。
睡眠時間が理想と離れているのも注意していきたいところですが、
個人差もありますので、ある程度の参考程度にして頂ければよいかと思います。
その上で、注意したいのは休日に睡眠時間が増えてしまうことです。
この休日の睡眠時間が平日よりも増える原因には気を付けておきたいところ!
その原因は以下の通りとなります。
ずばり、平日の睡眠不足です。
休日の寝起きの遅さは睡眠不足のサインなんですね。
月曜日からのリズムまで狂わせてしまいます。
睡眠不足が休日の睡眠時間と平日の睡眠時間の差で計れますので分かり易いですよね。
睡眠不足は、単に睡眠時間が不足していることはもとより、
睡眠の質が良くない場合もありますので要注意です。
平日の起床時間と休日の起床時間に二時間の差がでると、
次のように顕著な差が出ていることが文科省のデータでも報告されています。
午前の授業中が眠くて仕方がないことがよくあると回答する割合が高い。
ということです。
授業中も集中力に欠くことも容易に想像がつくのではないでしょうか。
それでは、学力との関係についてみてみましょう。
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睡眠と学力の関係
何時間寝れば成績はこう!
とは言い切れないのも学力です。
しかしながら、心と体と学力は密接な関係にあります。
学力が上がらない場合、かなりの確率で生活習慣に原因があります。
そして、睡眠はこれらに影響を及ぼしますので気を付けたいところです。
物理的な学習環境ばかりに注目するのではなく、人生の三分の一を使う睡眠を見直すことは大切なのですね。
実際に学力に差が出ているデータとしては広島の教育委員会などでもデータがありますが、偏っている可能性もありますよね。
ですので、学力と密接に関係するであろうとされる文科省のデータを元に、睡眠の学力への影響について考えてみたいと思います。
自分の事が好きだ
自分の事が好きだとは、自己肯定感の高さを表します。
就寝時刻が早いほど 「自分のことが好きだ」との関係についてみると、おおむね「そう思う」の割合が高く、これは、次の日に学校がある日の就寝時刻の場合となります。
低学力の一因として考えられるのが、自己肯定感の低さです。
自己肯定感の低い場合には、自分の将来に希望を持って目標を立てるなどの努力をしていくエネルギーが不足しています。
このエネルギーは、子どもの健全な成長を促す睡眠などの生活環境の中で育まれていきます。
イライラする
おおむね就寝時刻が遅いほど、「なんでもないのにイライラする」割合が高くなります。
また、就寝時刻が遅い子供ほど、
就寝時間が遅く起床が遅くなる理由
寝る直前までの情報機器との接触と睡眠の質はかなり関係性が深いようです。
携帯電話やスマホとの接触する時間が長い子供ほど、就寝時刻が遅いのですね。
寝る直前まで、テレビやゲーム、スマホやパソコンなどに接触することが多いほど、朝の起床時間にふとんから出るのがつらいと感じることがあると回答する割合が高いのです。
当たり前の様ですが気を付けたいですね。
何が悪いのかは、テレビやスマホしながらの睡眠は健康に悪影響!をご参照ください。
仮眠をしているか注意して子供をみてみよう
学校から帰宅した後に、30分以上の仮眠をとることことはありませんか?
この30分以上の仮眠がある子供ほど、「午前中に調子が悪いことがある」と回答する割合が高いので要注意です。
また、補足ですが、朝食を毎日食べる子供は、「ルールを守って行動する」と回答する割合が高い。
朝食時に家の人との会話が多い子供ほど、「自分のことが好き」と回答する割合が高くなります。
朝食を食べると学力があがるということが言われたりしますが、実際は朝をきっちり起きる習慣がある。
ひいては生活習慣がキチンとしていて睡眠も充実していることが基本にありそうですね。
睡眠時間が8時間以下だと成績が悪くなるとのデータがあります。
小学3~6年生の主要4科目のテストの、上位者の40%は21時前には寝ています。
また、午前0時以降に寝る子供に上位者40%に該当者はいませんでした。
逆に成績下位の子どもの20%が午前0時以降に寝ており、午後9時前に眠る子供はいなかったようです。
早い時間に寝て睡眠時間を確保している小学生ほど集中力や記憶力が高まるとも言われています。
睡眠を確保するために大事なこと
では、実際はどうすれば睡眠を確保する事ができるのでしょうか。
答えを一つ紹介します。
「早く寝なさい」
をやめること!です。
どういうことかと言いますと、どんなに遅く寝ても、同じ時間に朝早く起こすことが大事だということです。
早く寝ることから生活リズムを作るのは難しいことなのですね。
これを2週間も続ければ、自然に早く眠るようになります。
朝、なるべくスムーズに起こすことについては子供が朝起きない!気持ちよく起こす5つの方法の記事に紹介していますので
ご参考下さい。
まとめ
小学生高学年の睡眠時間についてみて来ましたが、学力に関することに関しては、小中高の子供たちにとっても言える事ばかりです。
就寝時間と睡眠時間は違いますので気を付けて子供を見守っていきたいですね。
小学生高学年の生活習慣は心にも体にも影響を及ぼします。
すぐに中学生になり、環境も大幅に変わりますから、確かな生活習慣とリズムを家族みんなでつくってあげると良いですね。
そんな家族の思いは生活習慣に彩りを与え、子供の学力にも良い影響をもたらすことでしょう。
起床時間 | 就寝時間 |
---|---|
6:00 | 20:45 |
6:30 | 21:15 |
7:00 | 21:45 |
7:30 | 22:15 |
明日は何時に起こしますか?
2週間後の就寝時間は守れそうですか?
ご参考になさってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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