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「頭が痛い。」
この頭痛はどっちの痛み?
“偏頭痛?”
それとも
“緊張型頭痛?”
そんなあなたに今回は緊張型頭痛と偏頭痛の簡単な見分け方を紹介します。
同じ“頭痛”でも種類の違いで対処方法が違ってくるのです。
それぞれが同時併発して症状が出る“混合型”もありますので、かなりややこしい場合もありますが緊張型頭痛と偏頭痛の違いを明確に見分けることができておけば焦る必要も混乱を招くもありません。
こちらも紹介していきますのでお読みください。
しっかりと見極めて適切な対処をしていきましょう。
比較一覧表を用意していますので最後に確認しておましょう。
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目次
緊張型頭痛
緊張型頭痛は頭痛の約8割を占めると言われています。
頭痛になればそのほとんどが緊張型頭痛であるわけです。
症状と原因
症状としては後頭部から首筋にかけてギュッと締め付けられたような痛みがあるのが特徴です。
原因としては次の3つが考えられます。
このため、頭痛を生じた人の首や肩がカチコチにこり固まっている場合が多いのです。
スマホの持ち方で改善できる!ストレートネックの可能性を考えるも併せてお読みください。毎日習慣化していること程、頭痛の危険性はより高まります。
緊張型頭痛の対処法
効果的に痛みを和らげるにはストレッチが有効です。
ストレッチは次の方法で行います。
[deco_bg image=”paper1″ width=”400″]
- 姿勢を真っ直ぐにして正面を見ます。
- 左の肩を下げて頭は右に軽く倒します。
- そのままの体勢で20秒程度数えます。
- 同じように右側も行います。
- カイロ(温)を部位に貼る
- 風呂の湯船に浸かる
- 冷えピタ
- ペットボトル(冷)
- 濡れタオル
- 緊張型頭痛で温めていると血液の循環が良くなった
- 血液が沢山脳に逃れてくる
- 血管拡張型の偏頭痛の発生
呼吸を止めないようにしましょう。
腰の位置は安定させておき余計な力は抜きましょう。
[/deco_bg]
こうしてゆっくりと筋肉を伸ばしていきます。
肩の位置から頭の距離を持たせていくことが大事です。
そうるすると自然に肩の筋肉が伸びていきます。
無理な力を加えることなくゆっくりと首を曲げましょう。
優しくそっとです。
注意点
痛みが生じる場合はやめておきましょう。
ストレッチは負荷を与えることが目的ではありません。
伸ばして楽になる前にある程度の痛みを楽しむ人がいます。
痛みは基本的に異常のサインですので、無理をすることは危険です。
ここでは“痛(いた)気持ちいい”などは必要ありません。
特に肩周りには首を中心として神経が張り巡らされています。
また、首や肩をぐるぐると回す人がいますがこれもやめておきましょう。
よく見ませんか?
痛い痛いと言いながら首を傾けたり肩を回す人。
凝り固まっている時に無理に動かすと神経や筋肉を痛めてしまうことがあります。
より悪化しますし本当に危険ですので注意をしましょう。
こりを緩ませる工夫
一工夫でストレッチも無理なくすることができます。
次の2つを実践するだけでよりスムーズに無理なく行うことができるでしょう。
このように温めることが効果的なのが緊張型頭痛の特徴です。
ストレスが原因で起こる肩こりは非常に多いです。
肩こりの原因とその仕組み!精神的なストレスの可能性から解説してみた!を併せてお読みください。
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偏頭痛
偏頭痛という言葉はよく聞く割には少ない頭痛です。
男性にはあまりみられず、若い女性に多く見られます。
男性比でみると約4倍程度女性が多いともいわれています。
症状と原因
こめかみのあたりが痛みます。
ドクンドクン、ズキズキと脈を打ったような痛みが特徴です。
こめかみは左右の一方だったり両方だったりと場合によって変わってきます。
また、吐き気や嘔吐などを併発する場合が多いです。
原因としては女性ホルモンが関係していると言われています。
セロトニンとも関係しているとも言われており、血管の拡張がもたらす頭痛とされています。
緊張型頭痛は逆に休日など、ストレスから開放された時に症状が出やすいとの説もあります。
偏頭痛特有の傾向
偏頭痛の傾向として“周囲の音や光に敏感になる”ことが挙げられます。
また、前兆があるものとないものの二種類に分類できます。前兆とは頭痛が起こる前との意味です。
この前兆では閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれ、光がチカチカ見えるます。視野も中心部が一部欠けて見えることがあります。
偏頭痛の対処法
偏頭痛の傾向にとして周囲の音が気になり、光にも敏感になっています。
明るい場所を避けて暗い場所で休みましょう。
外部の音にも敏感になっていますので静かな場所でゆっくりとしましょう。
痛む部位を冷やしましょう。
筋肉を緩和させ、ほぐして温める緊張型頭痛とは違い、冷やすことにより痛みが緩和されることが多いようです。
首筋や脇の下などを冷やすことで脳に行く血液をできるだけ緩やかにながしてあげることも効果があります。
偏頭痛は血流が促進されている“活発に流れている”イメージを持ちそれを抑制させてあげましょう。
緊張型頭痛と偏頭痛の比較
同じ“頭痛の症状”があっても原因や症状と対応策が異りましたね。
以下にまとめてみましょう。
症状 | ギュッと締め付けられたような痛み | ズキンズキンとした痛み 吐き気 嘔吐 |
---|---|---|
部位 | 後頭部から首筋 | こめかみ(左右or片方) |
原因 | 眼精疲労 同じ姿勢による肩・首のこり ストレス |
女性ホルモン 血管の拡張 ストレスからの解放 セロトニンの増加 |
対処 | ストレッチ 温める |
暗所で静かな場所で安静に 冷やす |
備考 | 頭痛の8割を占める | 前兆に閃輝暗点がある |
※痛みを無理に耐えずに病院にいきましょう。
緊張型頭痛と偏頭痛で温めると冷やすが真反対ですね。
ステレスの関係もストレスがある時とストレスから解放された時で違います。
真逆の対処をしてはいけませんのでよく注意していおきましょう。
同時併発の可能性も
緊張型頭痛と偏頭痛には混合型の場合もあります。
同時併発の場合の原因はそれぞれの原因とは少し異なってきます。
薬の飲み過ぎによるものが多いとされているんですね。
ですので、先に紹介した症状が2つ以上見受けられましたらまずは病院へ行きましょう。
服薬の見直しや薬への依存性も疑われることもありますので一旦素の状態に戻す必要があります。
また、温めるか冷やすのかとの両極端な性質も関係しています。
たとえばこういうことです。
同じ原理で緊張型頭痛ではなく偏頭痛の場合もいえますね。
こうしたメカニズムにより併発すつこともあるようですのでほどほどの対処も必要でしょう。
紹介した比較表がなんとなくでも頭にあれば併発の時にも考えることができますのでより適切かつ的確な対処ができるのではないでしょうか。
まとめ
頭痛にも色々な原因があり種類がありますね。
場面や症状によって病名も変わってきます。
対処法も変わってきます。間違っても逆の対処をしないようにしたいですね!
今回は緊張型頭痛と偏頭痛の比較をしてきました。
併発の場合もあり同時期に両方の症状が出るのは大変ですがそれぞれの特徴を見極めて冷静に対処していきたいですね。
自分の症状を適当に扱うことにならないように、大事と捉えて対処にするためにも今回の記事が参考になれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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