いじめは被害者も悪い?被害者にも原因があると勘違いする3つの理由を解説してみた!

「あいつが悪いからいじめたんだよ!」

「いじめられるあいつにも原因があるんだよ!」

なるほど、彼がそんな悪い面があるんだね。

それはいじめられるのも仕方がない面もあるね。

え、彼って、そんなに不潔にしていたの。

それは、いけないよね。いじめられても当然か。

いじめは人を殺すこともあります。

それは、自殺をするってことだけではありません。

たとえ、自殺にまで至ら無い場合でも、“殺されるような心境だった”とは、いじめを受けた方の生の声です。

仮にいじめを殺すことと同義と考えてみましょう。

殺しても良い理由なんてあるでしょうか?

殺される程の理由があったのでしょうか?

「あいつが悪いからいじめたんだよ!」
「いじめられるあいつにも原因があるんだよ!」

こんな言葉が当たり前の様に言われることがあるのはなぜなのかを見ていきましょう。

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営業職での上司のパワハラ!事例を知って いざ反撃!

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やられっぱなしでいいですか?

数字が達成していないからといって、人格否定までされて。

それでも黙っていますか?

どうせなら、相手にも一泡吹かせてやりたくないですか?

何なら、一緒に戦いましょうか?(^-^)

営業職に就いている同僚から、

「数字ができていないから、何を言われても仕方がない」

なんて言葉を、僕はよく聞いてきました。

達観した様な事言うんですよ。

果たして、そうなのでしょうか?

数字 > 営業マン

数字 > 人間 ?

数字を達成しないからと、人格否定までされる事は正当なのでしょうか?

実は僕も過去にパワハラを受けていました。

今回の記事は、そんな僕の体験を含めて、

・上手くいったこと
・こうやっとけば良かったと思うこと

などの対策もバッチリ書いたので、
ぜひ、あなたのお役に立てて下さい。

パワーハラスメント《(和)power+harassment》とは:職場などで、職務上の地位や人間関係などの優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、相手に精神的・身体的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする行為。上司から部下に対してだけでなく、先輩・後輩、同僚間、部下から上司に対する行為や、顧客や取引先によるものも含まれる。パワハラ。[補説]身体的な攻撃(暴行・傷害)、精神的な攻撃(脅迫・名誉棄損・侮辱・暴言)のほかに、人間関係からの疎外(隔離・無視・仲間外れにすること)、業務上の過大または過小な要求、私的な事柄への過度な干渉なども該当する。引用元:『デジタル 大辞泉』

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パワハラって気付いてますか?

パワハラの本当の恐ろしさは、パワハラ進行時に、「パワハラだ!」とハッキリと言い切れない所にあります。

暴言を吐き、暴力をふるう上司

ある日の朝礼。挨拶をしているのは、営業所長。

数字が達していないメンバーへの、恒例の吊し上げです。

あ、ちなみに「吊し上げ」というのは、成績の悪い社員を一人立たせて、
30分~1時間程度、ずっと罵声を浴びせ続ける事です。

1時間以上なんてのもザラでした。

自分の怒り声に、一層の高揚感を覚えるのか、一人で勝手に益々盛り上がり、怒鳴り続けるのです。

笑ってもいない外野の僕に、

「なに笑ってんだ!」

と、机に置いてあった置き時計を投げる始末。

運悪く、僕の左ひざを直撃しました。
入社して、やっと1年が過ぎようとしていた頃の事です。

僕が「反射的に」立ち上がると、周辺のメンバーが、勝手に止めに入っていました。

そして、そのまま終わってしまいました。

分かり易いパワハラですね。

ところで、この所長がしたパワハラは何でしょう?

パワハラって何?

パワハラは、法律上の定義がありません。

先述の『デジタル 大辞泉』に照らすと、
ここで起きたパワハラは、

  • 日常的な、営業所員への吊し上げ行為
  • 聞くに堪えない口汚い言葉の数々
  • 人格否定
  • 暴行・障害
  • 精神的苦痛
  • 職場環境の悪化

等となります。

「パワハラ」としての、法律上の定義はありませんが、その内容だけでも、障害や脅迫にはなります。

パワハラの境界線が分からないなんて事も多い様ですが。

叱咤激励 と 人格攻撃

は全く異なります。よく、一緒くたになっています。

自分が「嫌だな」と思ったら、すぐにパワハラを疑ってみて下さい。
第三者に話してみましょう。

小さなパワハラを見逃さない!

しかし、こんなパワハラが、なぜ、まかり通っているのでしょうか??

その理由は、案外簡単です。

実は、小さなパワハラが、日常的にずっと繰り返されてきていたからです。
そして、その非常識な日常は、あからさまなパワハラが起るまで、許されてきていたのです。

許してきた張本人は、その場に居合わせた全員。皆で、所長の暴挙を許してきたという事実が、大きなパワハラを作ってしまっているんですね。

要は、集団でパワハラを許し、育んできたのです。

最初のパワハラを現行犯で注意・抑止しないと、

「パワハラの程度」の問題だけでは、食い止めることはどんどん難しくなると実感します。

無自覚でも、皆と一緒に、パワハラの流れに進行形で身を任せて来ていますからね。

[deco_bg image=”paper1″ width=”400″]あからさまなパワハラが発生 ⇒ でも日常のパワハラの延長 

⇒ 日常のパワハラは許してきた ⇒ 許してきたのは全員 

⇒ 今回も同じだし ⇒ 今回だけを、特別視する方が逆に不自然[/deco_bg]

やられた当事者は何を考える?

また、物をぶつけられた当事者は何を考えると思いますか?

動揺もありますが、まずは、頭の中が混乱します。
そして、思考がストップするんですね。

営業所内には、まず、味方がいる気がしない。
だって、ずっとこうだったから。
これまでも、言葉の暴力は、皆で放って来たから。

しかし、僕はここから色々な事をしました。

そして、結論として、
パワハラに対して行うべきは、次の2手です。
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パワハラに対抗する2つのコト

  1. 証拠を取っておく
  2. 第三者・専門機関に相談する

これにつきます。

それでは、具体的な対策に移りたいと思います。

証拠をとっておこう

準備するもの

・写真
・通院歴
・診断書
・ボイスレコーダー

写真

⇒ケガをしたのであれば、写真にケガをした部位を収めましょう。
すぐに取っておいた方が良いですね。治ってからは写真にも残りません。

今は、スマホがあるから便利です。

僕は、当時はインスタントカメラで、自分の写真を撮りました。

通院

⇒心的外傷、または外傷どちらの場合も病院に行っておいて下さい。
コチラも遅れて通院よりは、事件が発生したら、仕事を放ったらかしてでも、自動的に病院には行きましょう。

誰の許可も必要ありません。自分の体を最優先しましょう。

傷を負った事の証拠が必要です。身体がボロボロでそんな気になれないかもしれませんね。
一緒に行ってくれる人がいれば一緒に行きましょう。

当時の僕は、全部、自分で処理をしようとしていました。

診断書


⇒病院に行ったら診断書をもらいましょう。
治療歴はカルテがありますので、後日に依頼しても構いません。

ボイスレコーダー

「これってパワハラかもな」と、思った日から、ボイスレコーダーで録音しておきましょう。

会社にも出せますし、裁判でも使用できます。
裁判に至る前に和解になった場合でも、会社に思いは伝えましょう。

僕は、面倒で録音しませんでしたが、今となったらしておけば良かったと思っています。

当時の僕は、ボイスレコーダーで記録する行為に、

  • 罪悪感
  • 姑息な感じ

があったのだと思います。

社内の規定などありますが、内規よりも法律の方が強いですし、
犯罪を犯すことの方が悪い事ですので、ここは割り切りましょう。

傷付けられている人間が気にすることではありませんし、もちろん、姑息な事もありません。
堂々と、証拠をとっておきましょう。

第三者・専門機関に相談する

身近な人に話す

僕の経験上、一人で戦っては負担が多すぎて、かなりの無理があります。

先ずは、第三者に相談をしましょう。

信頼できる人に、実態を知ってもらうことで、安心感が得られます。
傷ついた自分の写真を自ら撮影する事や、診断書をもらう際には、惨めな思いがするものです。

家族でも友人でも誰でも良いので、冷静に判断してもらえる一人を見つけ、手伝ってもらいましょう。

ただし、身近な友人などでは、

精神論のガンバレ的な、もしくは、
事なかれ主義的な対応をアドバイスされる事もありますから、そこは注意しましょう。

石の上にも三年のウソ

ちなみに僕は、

  1. 数日後に、自分で病院に行く
  2. 写真を撮る
  3. 本社に行き、部長に直談判
  4. 仕事は、毎日こなす

などをしましたが、ひどくストレスを感じていました。

正直、すぐに休めばいいと思いますし、仕事は放棄すれば良いでしょう。

こんな会社、辞めた方がいいに決まっています。

当時の僕には、これができませんでした。

もっと言うと、退職の選択肢は僕にはありませんでした。

なぜなら、当時の僕には辞めることは敗北にしか思えなかったからです。

所長には、上にウソの報告をされていました。

急な転勤もありました。

数年が経ち、僕は営業所長となり、パワハラをした人間と同じ立場になりました。

この歳月で信用も付き、今度は、社長に、「当時のパワハラ」」の件を、直談判しました。
スグに動きがあり、僕の立場は晴れました。

この間の、仕事の動機は何だったのでしょうか?

苦しかっただけに、もしかしたら、不純な動機が色濃く反映されていたようにも思えます。
そのことを証明するかのように、4年越しでの一通りの解決の直後に、僕は自ら転職しました。

「石の上にも三年」なんて言葉があります。

パワハラの時にも、この言葉は、ずっと僕の頭にありました。

普通の時になら良い言葉なのかもしれません。

でも、これは被害者が使う言葉ではありません。

被害にあったら、キチンと戦って、その上で、辞めれば良いと思います。

そして、この戦いですが、一人でやってはいけません。

専門家や信頼できる周囲の人達と一緒に戦いましょう。

人格否定は止めて頂けますか?

大きい声が苦手なので、普通の声でお話し頂けますか?

こう、いつでも言える自分は、いますか?

退職する勇気はありますか?

まとめ

パワハラって気付いてますか?
パワハラの証拠を残そう。
第三者に相談しよう。
退職の選択も勇気!

パワハラが横行している様な会社。

速攻で退職すればよいと思います。

それで、自分が痛手をこうむる様なら、

自分の正当性を明らかにするための戦いをすればいい。

痛手はこうむらなくても、許せないようなら、法的手段に出れば良いし、
損害賠償請求をすればよいでしょう。

僕があなたの第三者になれるのであれば幸いです(^^)

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