アクティブレストの意味とは?メニューとストレッチがもたらす効果を紹介

“疲れを感じる”

こんな時にはゆっくりと休んでいたいもの。

しかし、最近ではアクティブレストという考え方が注目されています。

アクティブレスト

アクティブとは活動を意味し
レストとは休息を意味します。

アクティブ + レスト = アクティブレスト

直訳すると運動によって休息を得るとの意味になりますね!

いわば、攻めの休息とでもいいましょうか。

一見、矛盾したようにも見えるかもしれません。

では、疲れた時にこそ軽い運動を取り入れた方が心身の疲れが取れて良いとは一体どういうことなのでしょうか?

アクティブレストの意味効果について紹介します。

メニューも沢山ありますが、できるだけ簡単で効果が期待できるストレッチ、また、ウォーキング&ストレッチについても紹介します。

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アクティブレストの意味と効果

活動により休息を得るというアクティブレストですが、実際にはどういうことを意味するのかわかりにくいですよね。

まずはなぜアクティブレストが良いのかその意味と効果について知っておきましょう。

人の疲れの仕組みとは

アクティブレストの意味を知るにあたっては、まず、人の疲れの仕組みを理解しておくことが近道です。

人は疲れを感じると“乳酸”が溜まっていると考えられています。

乳酸は通常は中性である筋肉を酸性に傾けてしまうことによって体に悪影響を与えるとされる物質です。

一般的には乳酸は疲労物質と言われており蓄積させることはあまり良くないとされているのですね。

乳酸が分解されないと・・

疲労物質である乳酸は通常肝臓で分解されます。

このため、乳酸の分解が滞ってしまうことにより疲れが取れないこととなってしまいます。

疲れが取れないだけなら良いのですが、実際には痛みも引き起こします。

誰でも感じたことのある痛みに筋肉痛や肩こりがありますね。

この筋肉痛は身体のあちらこちらに留まった乳酸によって炎症を引き起こすためなのです。

そして、引き起こされた炎症はさらなる疲れを引き起こす悪循環を起こしてしまうのです。

運動のもたらす効果

では、アクティブレストを行うとどう良いのでしょうか。

アクティブレストでは軽い運動を行うことで体を休めることでしたね。

軽い運動を行うことで次の効果がもたらされます。

まず、運動により代謝や血流が良くなります。

代謝と血流がアップすることにより

肝臓での乳酸の分解が促される

のですね。

そして、このことでより早い身体の疲労回復が促進されるのです。

運動から疲労回復まで

運動

代謝や血流がアップ

肝臓の代謝がよくなる

乳酸が分解されやすくなる

疲労回復の促進

 

このように軽い運動を行うことで疲労回復へのつかがるのです。

休みたい時にこそ運動が良いのですが、疲れている時の運動なんて大変ですよね。

しかし、大丈夫です。

無理な運動をする必要はありませんし逆効果です。

アクティブレストでは簡単に行える運動が効果的なのです。

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ストレッチのすすめ

では、具体的にはどのようなメニューがあるのでしょうか。

アクティブレストのメニューとして一般的なものには次のものが挙げられます。

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  • 水泳
  • ウォーキング
  • スクワット
  • ヨガ
  • ウエイトトレーニング
  • ストレッチ

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色々とありますがどれも馴染みの深いものではないでしょうか。

このなかで、私が最もオススメの方法はウォーキング&スクワットです。

難しい印象があるかもしれませんが簡単にできますよ。しかも毎日行うにも簡単ですので簡単スクワットとウォーキングで健康な毎日を!をお読み下さい。

もう一つ、今回は手っ取り早くて簡単。その上効果も高い方法であるストレッチを紹介します。

オススメのストレッチのやり方動画


普段使っている体の部位に応じてストレッチの方法も様々です。

例えば立ち仕事が多い人外回りで足腰に負担がかかって疲れている人もいるでしょう。

そんな方は足首、ふくらはぎ、太ももや両腋をゆっくり伸ばす動きが有効です。

また、デスクワークで首や肩こりがひどい場合もあるでしょう。

この場合はあまり手で押すなどするのではなく、軽く添えて上げる程度が理想です。肩や首周りには神経が集中していますので無理な負荷を掛けると神経を痛めかねません。

手を添えない方法は以下の記事で説明していますので参考にして下さい。動画での詳しい解説もあります。
簡単にできますのでちょっと時間が空いた時にやってみてはどうでしょうか。

これらのストレッチは場所を取らないことがメリットです。準備をして身構えてやるのがストレッチではありません。

場所も選ばず簡単に時間も掛けずに身体のケアができることが継続にもつながりますね。

身構えてやるストレッチは継続が難しいのでオススメはできませんね。

会社の休憩時間や仕事の合間や仕事中にでもできるものからやっていきましょう。

疲れを溜める前のセルフメンテナンスが大切です。

ストレッチの方法についてはこちらに動画付きで説明しています。

肩こりの原因とその仕組みとストレッチ!【動画アリ】併せてお読み下さい。無理なストレッチは体に負担を与えて逆効果です。

極力体に負担のない方法を紹介しています。なおかつ効果的ですので安心してやってみて下さいね。

まとめ

アクティブレストは攻めの休息です。

アクティブレストが評価される点は簡単にできることであり、また、継続的にできることです。この2つがクリアできることで“疲れにくい体”を作ることができるのですね。

この点が欠けてしまえば一過性の疲労回復になってしまいます。

ストレッチはありきたりではありますが、日常に取り入れている方は案外少ないのではないでしょうか。

毎日の短時間のストレッチの様な簡単な運動の継続が、筋力を維持させてくれ、柔軟な体を作ってくれます。持続力も向上させてくれる万能な運動です。

ストレッチ

簡単
短時間
継続できる

筋力の維持
柔軟な体作り
持続力のアップ

疲れない体ができあがる

最後に日常生活で疲れを溜めない工夫について2つ紹介しておきましょう。

寝坊は1時間まで

週末が終わったら「あー、休める!」
と仕事からも解放されて休みたいですよね。

しかし、週末の睡眠には注意しておきましょう。

寝坊をしたい気持ちも十分わかりますが、あまり眠ると体内時計が狂ってしまいます。

できるだけウィークデーと同じ睡眠時間で過ごすことが大事です。沢山眠るばあいでも寝坊は一時間程度に留めておきましょう。

体内時計の狂いが生じると余計に疲れも溜まります

し翌週の仕事にも影響します。

疲労回復のための栄養補給

疲れたときには炭水化物を適宜摂取しましょう。

炭水化物の摂取により糖分を補給することができます。

頭をフル回転させて神経を使った時には炭水化物が効果的です。

“炭水化物は何がいいだろう?”って方は、おむすびなどを食べるとよいですね。

また、肉体疲労時には乳酸を分解するためにもクエン酸を積極的に摂取しましょう。お家にあるものでしたら梅干しなどがよいでしょう。

梅干し入りのおむすびなんて、実は精神にも肉体にも良いんですね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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熱いお風呂は疲れる?血圧や睡眠に及ぼす危険な影響とは!

「熱いお風呂が好き」

確かに熱いお風呂は気持ちがいいですよね。

少し熱い位のお風呂に入る方が体の中の悪い物質も汗と一緒に出ていってくれそうですし、

「デトックス効果も期待できそう

なんて思ったりもするかもしれません。

熱いお湯が体から排出する老廃物を溶かしてくれるようなイメージさえ持つのではないでしょうか。

しかし、

実際には熱いお風呂は体に良くないのです。
疲れが取れないばかりか血圧や睡眠にも悪影響を及ぼします。

では、熱いお風呂の何が悪いのでしょうか。

その理由と影響についてみていきましょう。

悪い理由を知った上で、人が熱いお風呂を好む理由と適切なお風呂の入り方についても紹介します。

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緊張型頭痛と偏頭痛の違い!それぞれの対処法や見分け方は?同時に両方が併発することもあるの?

「頭が痛い。」


この頭痛はどっちの痛み?

“偏頭痛?”

それとも

“緊張型頭痛?”

そんなあなたに今回は緊張型頭痛と偏頭痛の簡単な見分け方を紹介します。

同じ“頭痛”でも種類の違いで対処方法が違ってくるのです。

それぞれが同時併発して症状が出る“混合型”もありますので、かなりややこしい場合もありますが緊張型頭痛と偏頭痛の違いを明確に見分けることができておけば焦る必要も混乱を招くもありません。

こちらも紹介していきますのでお読みください。

しっかりと見極めて適切な対処をしていきましょう。

比較一覧表を用意していますので最後に確認しておましょう。
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