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泣いたら目が腫れてしまった。
“このままでは恥ずかしい。。”
明日も用事があるし、
このまま外出すると皆から心配されてしまうかも。
大事な会議や大切な人と会う約束があるのに。
目を腫らすだけでも何かと不便なもの。
泣くのも計画的に行わないと・・。
なんて思っても、そんなに都合よくいくはずもなく。
泣いた後には目がはれてしまうものだから。
仕方がないよね。
なんて思ったりしていませんか?
「実は、違うんです!」
泣くこと イコール 目が腫れる
ではないんです。
このことをこれから解説していきたいと思います。
理由が分かれば、治し方も簡単です。
急いで治してしまいましょう。
明日の朝も気持ちよく外出したいですね。
会いたい人にも自信を持って会えますよ。
目次
目が腫れる理由
まず、目が腫れる理由から紹介します。
目が腫れる原因としては
結膜炎か炎症の二つがあります。
泣いてまぶたが腫れてしまう原因はどちらでしょうか。
実は、涙を流した後の目の腫れは
目をこすり過ぎたことが原因の腫れです。
ですので、外部からの刺激によるまぶたの炎症ということになります。
この炎症を引き起こし、目が腫れやすくする動作には次の2つがあります。
この2つを何度か繰り返すことで
目を腫らせてしまっている訳です。
「でも、出てきた涙を拭っている程度だし・・
そんなに力を入れているつもりもないんだけど」
多くの方がこの様な疑問を持たれます。
目の腫れには、目の周りの皮膚と
まぶたの性質にも関係があるんですね。
なぜ、いとも簡単に目が腫れてしまうのでしょうか?
まずは、まぶたの性質をみていきたいと思います。
まぶたの性質
使わない日がないまぶたですが、まぶたのことを
あえて意識して考えるなんてこともなかなか無いですよね。
まぶたの性質をわかりやすく、
2点にまとめてみましたのでご覧ください。
まぶたは毛細血管の集合体である
まず一点目ですが、
目の周辺の皮膚のすぐ下には毛細血管があります。
特に、まぶたの下にはこの毛細血管が全体に張り巡らされているんですね。
もうどこをさわっても、毛細血管だらけなんです。
次に2点目です。
皮膚が薄い
こちらもあまり知られていませんが
目の周りの皮膚は体の中でも
最も皮膚が薄くつくられているんです。
薄い皮ですので、皮膚もそれほど強くはありません。
これら2つの性質があります。
非常にデリケートな部分ですので、
目をこすったり、押さえるだけでも
皮下出血をおこしてしまったり、
打撲の様な状態をつくってしまうんですね。
まぶたを刺激した時のメカニズム
では、そんなに繊細なまぶたを刺激すると、どのようにしてダメージを与えてしまうのでしょうか。
もう少し具体的にみていきましょう。
⇓
まぶたの内側から体液(組織液)がジュンとしみ出る。
⇓
しかも結構、大量に出る
目を刺激した時に、繊細なまぶたの内側の毛細血管が傷つきます。
その影響で組織液がしみ出て来ます。
※この組織液はリンパ管に入り、以下の2つの役割をくり返し続けてくれています。
-
・各種細胞に栄養や酸素を供給する
-
・排出物の処理をして血管に戻る
涙を遮ることはよくない
涙が出た時に指やハンカチなどで目をこすったり、拭いたり押さえたりします。
これらは自然ですし普通のことですよね。
しかし、これらの動作は、今にも排出されようとしている組織液の流れを遮ってしまうのです。
このことで、本来外に出るべき組織液は、まぶたの内側に滞ってしまい、蓄えられてしまいます。
液をせき止めることによる ⇒組織液の滞りと蓄え
結果、厚ぼったい腫れた目のできあがり!
ですね。
腫れさせないためにできること
この記事を読まれている方は、もしかすると、すでにまぶたが腫れている方かもしれませんね。
今ある腫れの治し方の前に、次回の涙にも役立つ「腫れさせない方法」についてご紹介します。
腫れの予防にもなりますよ。
ハンカチは拭くものではなく吸うもの!
涙をついついハンカチで拭いてしまいますね。
しかし、ハンカチの役割は吸うことなのだ!と、いっそのこと認識を変えちゃいましょう。
こと目の周りに使用するときはそうありたいですね。
頬の上までハンカチで吸うのを待つ
涙が出た後、涙が下まつ毛の1㎝下くらいに来るまではハンカチで吸うのを我慢してあげましょう。
すぐに拭かない。折角出てきた涙を一度見届けてあげる気持ちで。
涙がキチンと出てくれるまで待ってあげてください。
こすらない・押さえない・拭かない
繊細な皮膚です。大切な場所です。
手で直接触るとバイ菌も入るし不衛生だよねと、いつも思えると良いですね。
以上の3つを心がけ、涙の処理をしてもらえると翌日まぶたの状態は格段に良くなるでしょう。
腫れを早く治す方法
それでは、いよいよ本題に入っていきたいと思います。
すでに腫れあがったまぶたをいかに早くもとに戻すかです。
タイトルにあるように温めるのと冷やすのではどちらが良いのでしょうか?
蒸しタオルで目元を覆う
温める事と冷やすとこの作用の違いですが
温めることで「血行を良く」してくれます。
冷やすことで、「炎症を抑えて」くれます
目の周り、まぶたの腫れに関しては、
打撲による炎症と組織液の滞りがありますので、実は、温冷の両方をすると効果的です。
何も市販の湿布を買うことはありません。
家でも簡単にできる方法をご紹介します。
⇓
⇓
電子レンジの表示の【あたためる】を押してください。
⇓
※手で触ってみて温かい程度になりましたら、両目の上にタオルをのせます。
目の周りはデリケートですので、熱い!状態でのせないように注意しましょう。
温かくて気持ちの良い程度が適温です。
⇓
⇓
これを繰り返し交互に行います。
目元もく持ちよく、スッキリとします。
是非お試しください。
リラックス効果もありますよ。
他にも治し方を紹介しておきます。
生活習慣の見直し
生活習慣の見直しによる体質の改善も大切です。
毎日水分の過剰摂取やお酒の飲み過ぎは翌朝の目の腫れを招きます。
お酒の飲み方については、睡眠の質を下げないお酒の飲み方のすすめをご参考頂ければと思います。
実は肺の働きがむくみに関係していると言われていますが、それは肺が水分の代謝をつかさどる器官であるためです。
肺の機能が正常に働けば、水分も体中をキレイに巡ってくれます。肺を酷使しないためにも深夜の飲酒と水分の過剰摂取には注意しましょう。
同時に、肺に良い食べ物の摂取も大切ですので紹介しておきます。
山芋やニンジンは肺に良いとされています。
ととろご飯や
キャロットジュースなど。
身体にも良い食べ物ですので意識して摂取してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、みてきましたがいかがでしたでしょうか。
とてもデリケートな身体の部位なのだとおわかり頂けたかと思います。
次に泣くときに、これらをお試し頂ければ幸いです。
あと、蒸しタオルは普段からやってみても気持ちがいいのでオススメですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。